PS2 【エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー】 ナムコ (06/03/23) 15%OFFで購入



◆隠し機体「FALKEN」の設定資料



【FALKEN / ADF-01】



97年にユージア大陸で起きた軍事テロの際に

テロリスト側が独自開発した戦闘用AI搭載の無人戦闘機ADF-01は、

ノースポイントにおけるイントレランス要塞攻略戦において、

スカーフェイスの戦闘機XFA-27と激戦の末に撃墜され、機体はユージア海に没した。



しかしテロリスト側に一部武器供与をしていたベルカのグランダー社は

この機体を極秘のうちに回収、飛行制御用AI及び新型機体の研究を続行した。

ADF-01はAI搭載機として復元されたものの、この時点のAIではベテランパイロットの

経験やカンをどうしても凌駕することができず、上層部が望むほどの結果は得られなかった。

だが機体そのものの性能は極めて高かったため、有人戦闘機として改装されることになる。

この際、取り外されたZ.O.E.と呼ばれるAIシステムの部分に、

当時開発中であったCOFFINシステムが実験的に組み込まれた。

当時のCOFFINシステムの視界確保には、機体に無数に配置されたカメラによる映像を

コンピュータによってリアルタイム補正し、コクピット内部に半球状に配置された

ディスプレイに投影する方式をとっていた。

これによって通常のキャノピーによる視界よりはるかに広い視界確保に成功し、

特に格闘戦時における敵機の視認性は格段に向上したといわれている。

改装後の本機はファルケンの愛称で呼ばれ、

テストも兼ねて極秘にグランダー社からユークトバニアに貸与されたものの、

オーシア軍の本土侵攻に伴って開発施設が破壊され、機体も失われたとされている。

グランダー社の解体後、COFFINシステムの研究者らはユージアのゼネラルリソース社に移籍し研究を続けている。

映像情報がディスプレイではなくパイロットの視覚神経に直接接続・送信されるようになるのは二十数年後のことである。



なお、一説によると本機がグランダー社からユークトバニアに海路で輸送される際、

オーシア軍の空母によって輸送船が拿捕され、その後、俗に言う「ラーズグリーズの亡霊」によって

運用されたという説もあるが、該当部隊の戦闘記録は全て秘匿されているために真偽は不明である。