告白

頭のネジが外れているので
中身を晒します
彼女から恐らく残酷な告白を受けた直後に
中途半端な気持ちで渋谷に向かいました
目的は「幽霊VS宇宙人」の初日舞台挨拶に行くため
ではなく
山本彩乃さんのマネージャーさんに会うため
ということに頭の中で設定しておきました
共に仕事がしたいので
ファンではいられないのです
いられないという言葉を使うのもおかしいかな
彼女のことしか頭にないのだから
当日は開場までは余裕のある時間に到着したと思います
入り待ちしなければマネージャーさんと話すこともできないのですが
中で待つ気にもなれず外へ
すると偶然にも居たので話し掛けました
とりあえずは営業トークのつもりが
どこか厨臭くなるのが悲しいところです
人間としてまだ小者というの証です
エレベーターに乗る前に山本彩乃さんが振り返り
こちらに気付いたようでしたが
あまり嬉しくありませんでした
仕事を頼みたい相手なのですから
その感情で正しいのですが
なんなんでしょうか
やはり彼女のことが気になっているのか
むしろ当たり前ですかね
分かりません
映画の内容は言いません
見てください
映画が終わりそのまま直ぐに帰ったのですが
残った思いは
出待ちしているファンの方と
俺を別の者と考えて頂けているか
という不安だけでした
特別とかそんなんじゃなくて
共に仕事をできる者というか
ああ
俺は馬鹿です
中途半端な行動は良い結果を生まないというのに
行動しているのですから
今は
彼女からの次の告白を待つことしか出来ません
それまでに普通っぽいメールを送って良いのかも分かりません
モテナイ
という言葉を言い訳に
女性との会話に若干の苦手意識みたいな物を持ち続けていたためか
何かにつけて出遅れる結果に繋がっている
ような気がします
断定するのもおかしい気がするのでしません
いま何を書いているのか
よく分かりません
いま頭の中で揺らがないのは
彼女を愛しているということだけ